研究と報告
効率的資源配分の観点からみた医薬分業—費用便益分析による医薬分業・ICカード・集中情報処理システムの比較
田中 滋
1
,
根本 正樹
2
Shigeru TANAKA
1
,
Masaki NEMOTO
2
1慶應義塾大学大学院経営管理研究科医療政策
2慶應義塾大学大学院経営管理研究科田中研究室
pp.321-326
発行日 1991年4月1日
Published Date 1991/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900896
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問題意識
医薬分業は—もし適切に行われるならば—よりよい投薬システムにとって効果的な道筋であることは間違いない.医薬分業の利点を整理すると次の4点に集約できると思われる.
1)薬歴管理に基づく薬物治療
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