建築と設備・60
高砂市民病院
三村 澄夫
1
Sumio MIMURA
1
1(株)昭和設計
pp.327-332
発行日 1991年4月1日
Published Date 1991/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900897
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■設計の理念
高砂市民病院は昭和40年の開設以来20年余りを経過し,建築及び設備面での老朽化,狭山盗化が進み,医療の高度化,患者サービスの充実,安全性等,現代社会のニーズに対応することが困難になったため,新しく敷地を求め全面新築移転することになった.
病院建築を計画するうえでの基本として,合理的で機能的な部門構成,将来の成長と変化に備えた施設計画,経済性,安全性の検討等々はいうまでもなく重要な要素であるが,特に今後の病院建築のありかたを考えるとき,患者本位の病院づくりと,高度医療に対応する機能性の2点を最重要課題とした.
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