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第30回全国国保地域医療学会学会長に就任された 山口県大和町・町立大和病院長 有馬喬氏
石本 正己
1
1大和町立病院庶務課
pp.378
発行日 1990年5月1日
Published Date 1990/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900631
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「保健予防はもちろん重要であるが,地域の住民はまず,病の苦しみからの解放,難しい病気の治療,救急医療への適切な対応を望んでいる.」というのが有馬院長の地域医療に対する基本的な考えです.有馬院長は昭和40年に大和町立病院の院長に就任以来,この基本にそって老朽化した60床の病院を高度な機能を持つ350床の病院にまで発展させました,これは大和町住民のみならず私たち職員にとっても大きな誇りです.
さらに,保健センター,デイケアセンター,総合デイケア外来部,リハビリセンターなどの施設の整備・充実をなし遂げられ,地域包括医療の確立を図られました.院長ご自身はこの発展の過程を,時代に即して「自然に流されてきた」ものと表明されています.
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