連載 臨床医が病院長になった日・9
How to be a good “病院長”—経験から学ぶ その傾向と対策
石川 秀雄
1
1医療法人えいしん会 岸和田リハビリテーション病院
pp.742-745
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212233
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人事というのは運とタイミングである.
18年前,私は大阪大学第三内科の人事で15年間ほど国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター(現・近畿中央呼吸器センター)に勤務し,循環器医長として喀血に対するカテーテル治療である気管支動脈塞栓術(BAE)に没頭していた.が,そろそろ民間に出てみたいなあと思うようになっていた.近畿中央胸部疾患センターそのものは大好きであったが,準公務員という若干の窮屈さや給与へのいささかの不満などが主な理由である.
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