特集 2020年診療報酬改定から読む病院経営
【病院種別影響】2020年の評価と2022年の課題
地域包括ケア病棟協会—診療報酬改定と新型コロナウイルス感染症の影響
仲井 培雄
1
1一般社団法人地域包括ケア病棟協会
pp.940-945
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211321
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●200床未満の地域包括ケア病棟入院料・地域包括ケア入院医療管理料1・3を届け出る病院には,リハビリテーションの院内・地域内(訪問リハビリテーション)における充実が求められ,地域包括ケアシステムに寄り添う仕組みが整った.
●200床以上の地域包括ケア病棟入院料・地域包括ケア入院医療管理料2・4を届け出る病院には,リハビリテーションの充実(特にDPC対象病院)と地域医療構想に寄り添う役割が求められた.
●新型コロナウイルス感染症の流行により,多くの地域包括ケア病棟を有する病院の経営が悪化しているため,その感染対策を積極的に行う病院に寄り添う評価を要望している.
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