特集 これからの地域医療連携の形—地域医療連携推進法人とアライアンス
済生会熊本病院が進めるアライアンス—多施設連携モデルの有効性
中尾 浩一
1
1社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院
pp.559-563
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210751
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●「アライアンス」は病院機能分化が進み,各施設の得意とする分野が深化する中で,患者中心の医療を地域で実現する方略の一つである.
●データに基づく適正なタイミングでの転院を支援し,安全で質の高い地域完結型医療を提供する.ポスト・アキュート連携のみならず,サブ・アキュートを担う医療機関との連携や,地域における医療人育成活動の基盤ともなる.
●法人間の合併や権利の移転を目指すものではなく,医療機関相互の尊重に基づく活動であって,両者の関係はフラットである.
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