特集 地域づくりの核としての病院
[事例]地域に愛される病院とそれを支える住民
地域住民が運営するあかびら市立病院食堂「ぼらん亭」
黒坂 順子
1
1赤平市ボランティアセンター
pp.518-520
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210277
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●赤平市の財政悪化から市立病院がなくなることが懸念された.それは何としても避けたいと考えた住民は,ボランティアとして「清拭用タオルたたみ」「院内案内」を受け持ち,院内食堂を切り盛りすることにした.
●あかびら市立病院は,ボランティアとの意見交換会と交流会を開催するなど,開放的な環境と優しさがあるから,人は関わっていきたいと思うのだろう.病院を通して,高齢化に負けないまちづくりにつながることを願っている.
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