院長の"ひと"
規則で縛ることなく,いつも自由な発想で患者中心の医療を実践する—公立藤田総合病院・本宿 尚院長に聞く
紀伊國 献三
2
,
本宿 尚
1
Kenzo KIIKUNI
2
1公立藤田総合病院
2筑波大学社会医学系
pp.956-963
発行日 1988年11月1日
Published Date 1988/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209414
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公立藤田総合病院は福島県の最北,伊達郡国見町にある.その嚆矢は昭和24年開設の藤田厚生病院に始まり,昭和26年,藤田町ほか1町6か村により「公立藤田病院組合」が設立されたことによる.
本宿尚院長は19年前の昭和44年,当院が新築移転した時に赴任,以後,増築・増床を繰り返しながら次々と診療科を新設,人口約1万3,000人の国見町にあって429床の大病院に発展させるとともに,診療内容,経営内容ともに優れた病院としての今日の礎を築いたのである.
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