特集 週休2日制への対応を探る病院
公立病院の4週6休制実施状況と問題点
小野 幸雄
1
Yukio ONO
1
1県西総合病院脳神経外科
pp.132-135
発行日 1988年2月1日
Published Date 1988/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209229
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4週6休制度は,4週5休に始まり,最終的には週休2日制への移行形態として取り入れられ,官公庁においても4週5休制に引き続き,1年間の試行期間を経て,昭和63年4月から本格的に実施されようとしている.
週休2日制は,端的に言えば,労働時間を減らしゆとりある社会生活を実現しようとする試みであり,働く者にとっては好ましい制度である.しかし,国際的観点からは,日本はその実施が遅れており,諸外国からその働き過ぎを咎められている現状にあると言えよう.
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