特集 AIDS不安—病院側の対応を考える
医療職へのAIDS教育をどのように行っているか
羽田 雅夫
1
,
藤巻 道男
1
,
前田 次郎
2
Masao HADA
1
,
Michio FUJIMAKI
1
,
Jiro MAEDA
2
1東京医科大学臨床病理科
2和歌山県立医科大学病院検査診断学
pp.645-647
発行日 1987年8月1日
Published Date 1987/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209112
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医療サイドの過剰防衛感をぬぐう
良好な情報提供不足
AIDSウイルス(以下HIV)が科学的に解明されている事実はさておき,HIVが性行為により感染すること,治療法が確立されていないこと,有効なワクチンが未開発であることなどから,恐怖心,好奇心がかきたてられ,国民的関心事としてマスコミの多くもこぞって冷静さ,客観性を欠いた情報を提供し,一般国民のみならず,病院も同様な情報に混乱させられたところが多い.
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