特集 病院におけるボランティア・ワーク
座談会
病院にボランティアは必要か
長谷川 純子
1,2
,
島田 妙子
3
,
丹羽 直久
4
,
紀伊國 献三
5
Junko HASEGAWA
1,2
,
Taeko SHIMADA
3
,
Naohisa NIWA
4
,
Kenzo KIIKUNI
5
1聖路加国際病院
2慶応大学病院
3白十字病院
4武蔵野赤十字病院
5筑波大学社会医学系
pp.127-134
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208997
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紀伊國 本来,病院は病を持った人にどのように奉仕できるかというところから生まれてきたわけですから,病院そのものがボランティア的なものでなければならないという主張もあるわけです.しかし,最近では病院に働く医療担当者ばかりではなくて,そのほかの方々の積極的な参加なしには,病院の機能を十分に果たせないのではないか,という反省があり,その意味でボランティア活動が見直されています.
既に,本誌では,15年前に,「ボランティア活動」という特集をしておりますが,もう1度,いわば病院の原点とも言える"ボランティア・スピリット"を高めるにはどうしたらいいかを考えてみたいと思います.
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