インタビュー
へき地医療を確保するために—「地域医療振興協会」の活動—吉新通康会長
編集室
pp.856-857
発行日 1986年10月1日
Published Date 1986/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208926
- 有料閲覧
- 文献概要
急速な進歩をみせている現代医学が食い残したものの一つにへき地医療がある.へき地はなくなったとか,へき地はなくなるであろうとも言われているが,へき地は現に存在し,潤沢な医療に接することができない多くの住民がいる.自治医科大学はこのへき地医療を担うことを目的に開設された.
第1回卒業生は間もなく9年間の義務年限を迎えようとしているが,義務年限終了後はどこへ行くのか.「社団法人地域医療振興協会」は地域医療を担う医師の確保及び研究を目的として発足したが,この協会の推進者の一人であり,自治医科大学同窓会長(第1回卒業生)でもある吉新通康氏にへき地医療の現状と協会の具体的事業をうかがった.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.