特集 拡大する病院健康管理部門
健康管理部門の事業内容と将来像
増田 進
1
,
藤間 弘行
2
Susumu MASUDA
1
,
Hiroyuki TOHMA
2
1国保沢内病院
2藤間病院
pp.633-639
発行日 1986年8月1日
Published Date 1986/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208882
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自治体病院の実践—国保沢内病院
我々の病院は沢内村にある唯一の医療機関であり,その活動,特に健康管理においては,病院が独自に行うというよりは,村の保健行政の一機関として活動しているということができる.
また,病院に隣接している母子健康センターには,村の健康管理課があり,全村民を対象とした保健サービスを行っているが,その課長を病院長が兼務していることもあって,病院と健康管理課は,あたかも一つの機関のように働いていることが大きな特徴ということができる.それゆえ,村の保健行政の企画は病院長が中心となり,病院と健康管理課によってつくられていくようになっている.
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