ルポ&インタビュー 病院アレコレ見聞録
地方に心臓外科(循環器外科)の定着を目指す 渡辺病院
渡辺 浩一郎
1
,
編集室
1渡辺病院
pp.315-319
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208809
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鹿児島市から鹿児島本線で約30分で川内駅に到着する.渡辺病院は川内駅から徒歩約10分の川内市の旧市街地にある.渡辺院長は昭和40年に九州大学を卒業した外科医で,約9年間,国内の病院で勤務医として働いた後,2年ほど南カリフォルニア大学などに留学,心臓外科を研修.帰国後,病院勤務,新設の佐賀医科大学助教授を経て,「患者さんとのふれあいを大切にしたい」という信念で,昭和59年に病院をオープンした.長年,当地で内科・小児科医院を開いていたお父さんの跡を継いだということになる.川内市は人口約7万人,200床規模の済生会病院や32床の医師会病院,100床以下の民間病院など病院が10か所ほどある.
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