病院職員の基礎知識 病院運営マニュアルの知識
物品の請求と修理
緒方 廣市
1
,
畑尾 正彦
1
,
日下 隼人
1
,
増子 ひさ江
Koichi OGATA
1
1武蔵野赤十字病院
pp.883
発行日 1984年10月1日
Published Date 1984/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208428
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給食材料を除いた医療用物品の中で,滅菌器材及びディスポーザブル製品は,手術センターに隣接した滅菌材料室にて,処理もしくは保管され,それ以外の医療消耗品は地階中央倉庫(調度課),また医療機器類は主として滅菌材料室隣りの中央機械管理室に保管されている.
従来外来用器材類の滅菌については,大半が各科外来にある小型煮沸消毒器で処理されていた.この方法は搬送の手間もなく,また毎日同じところで処理されるので回転がスムーズで数量もそれほど必要とせず,それなりのメリットはあった.しかし蒸気は建物を早く傷めたり空調効率を下げる要因であること,また危険も無視できず,新病院では,滅菌材料室にて,一括処理されることになった.
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