小特集 病院でコンピュータをどう活用するか
東京慈恵会医科大学におけるコンピュータ活用の将来構想
石井 仲庸
1
Chiuyo ISHII
1
1学校法人慈恵大学法人事務局電算課
pp.505-507
発行日 1983年6月1日
Published Date 1983/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208038
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コンピュータの利用価値を医療の立場から見れば,第1には医療研究用があり,第2に臨床データの保管検索,そして第3に,医療費計算他事務関係があると言える1),しかしながら私学の立場から,本学におけるコンピュータ利用は「経営基盤の確立の上に立って行うこと」を基本方針とし,直接経済的効果が得られる医療事務のEDPS化を設計し先駆的に実現した.
以後,順次EDPS化の範囲を拡大し,多くの経済的効果をもたらし,前述の基本方針を堅持している.
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