民間病院を見る,聞く,語る・5
循環器・消化器・整形外科を3本柱に—神奈川県・宮川病院
宮川 政久
1
,
小笠原 道夫
2
1宮川病院
2河北総合病院
pp.639-643
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207795
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川崎駅から京浜急行線で5分,御大師様で有名な川崎大師前駅徒歩0分にある宮川病院は民間医療機関として初めて心電図電話伝送システムのキイステーションになった病院である.順天堂大学で長らく循環器診療を行っていた宮川政久院長が,そのキャリアを生かして地域医療の向上にひと役果たそうというわけだ.現在グループ参加者は22名.専門を重視した高度の診療を目指し,かつ着実な経営姿勢を示す院長は,電話伝送サービスの継続はもちろん,地域の医師に病院を利用してもらうセミオープン的な病院運営にも意欲的である.
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