中小規模病院の運営
看護婦から見た中小病院の看護
佐藤 美智子
1
,
桃田 寿津代
2
,
田沢 美智子
3
1医療法人社団博友会金沢西病院
2首藤病院
3恵愛会茨戸病院
pp.604-608
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207783
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地域住民との連携を重視
当院は,基準看護の上では規定の看護要員が配置されてはいますが,患者ケアを中心にチームナーシングを取り入れ看護計画に基づく看護を実践するには,数字の上では計れない様々な問題—例えば,看護婦不足による勤務体制の調節,夜勤日勤の正・准看護婦のバランス及び要員等々—がのしかかっています.当院では,設立以来下記の計画のもとに看護婦の充足対策に取り組んできました.
1)看護学院進学を条件とした助手の採用2)中卒准看護婦に定時制高校進学を勧め,看護学院進学コースへの指導と援助3)准看護婦に進学の奨励と援助4)結婚,出産による離職者防止対策として保育所の設置,など.
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