読者の声
80年代の大学病院検査部は?
鹿糠 悦夫
1
1東京大学分院検査部
pp.903
発行日 1980年10月1日
Published Date 1980/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207280
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医療危機が言われ,検査公害がマスコミをにぎわしている.80年代の臨床検査は,どうなるであろうか.
大学病院に入って驚くことは,検査件数の多さである.特に臨床化学部門がはなはだびっくりするぐらい多い.MEの発達によって多項目自動分析装置が導入され,山のような検体検査をさばいていく.しかし,年々増加する臨床側からの依頼検体を処理するのが精一杯である.
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