グラフ
地域ニーズに即した現代医療の展開—国立療養所神奈川病院
pp.293-298
発行日 1980年4月1日
Published Date 1980/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207120
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創立を機に植えられた無慮500本の桜並木は,昨年で樹齢40年をかぞえ,今頃は花の盛りを競っていることだろう.
人口約12万の秦野市東部の丘陵に建つ当院からは,登山・ハイキングコースとして都民に親しまれている丹沢・大山連峰が北方間近に迫り,西には富士が雄大な全容を現わす.15万m2余の広い敷地内には,桜,ヒマラヤ杉の大樹とともに,さつき,もっこく,もみじなどの庭木が四季折々に人の心をなごませる.これらの恵まれた自然と病院の心遣いが療養者に最適の医療環境を提供している.交通機関としては,新宿から小田急電鉄で1時間15分,大秦野駅を降りてバスで北へ3キロの道のりである.
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