病院長プロフイル・42
国立神奈川療養所長 上島三郎先生
pp.244
発行日 1957年4月1日
Published Date 1957/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201215
- 有料閲覧
- 文献概要
戦時中,傷痍軍人療養所の一つとして設けられた傷痍軍人神奈川療養所は,戦後国立神奈川療養所と更められたが,その間所長のバトンは,黒川,小山,上島の三人によつて美事に引継がれた。世の中の多くの施設では,初代所長の築きあげた業績は,三代目頃にはすつかり崩れがちのものであるが,この国立神奈川療養所だけはその逆で.三代目になつて一段と光彩を放つようになつた。
さらばそうした手腕力量の持主である三代目所長上島三郎博士とは,一体どんな人物かというと探索が必要になつてくる。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.