新・病院建築・20
富田林医療福祉施設富田林病院—医療・福祉の総合施設として
小橋 正
1
,
柴田 敬四郎
2
1富田林病院
2日建設計東京本社
pp.689-695
発行日 1979年8月1日
Published Date 1979/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206943
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設立の経緯と現状--運営面から
富田林病院は一昨年10月に開院した.大阪府衛星都市にはちょっと珍しい立派な病院と自負している.約1万4千坪の広い敷地の上に約56億円をかけた建物,10億円余の医療機械その他の備品を設備した4階建白亜の340床の病院である(伝染病棟40床を含む).設備医療機械類は300床の自治体病院基準,教育研修病院として要求されているものを具備するよう考えた.
当院は大阪府,富田林市の一方ならぬ尽力により,共同事業として建設され,済生会に委託という形で運営されている.大阪府医師会をはじめ,富田林医師会,府,市行政当局を含めた施設運営準備委員会の方々の数年にわたる努力の結晶である.
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