院内管理のレベル・アップ 薬剤
安全情報の院内伝達・5
中小病院での現状(2)
保田 静江
1
1淀川キリスト教病院薬剤部
pp.754-755
発行日 1978年9月1日
Published Date 1978/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206645
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(8号よりつづく)
情報の伝達
1)比較的普遍的なもの
A.医薬品管理に関するもの
c.薬事委員会報告(FormularyCommittee Report,表2)
過去ある時期に,『薬品情報』と題して薬局から積極的にプリントを配布したが,効果があまり期待できず中止し,今日では,薬事委員会報告に併載している.当院においては,隔月に薬事委員会を開催し,新薬の採否,Formulary削除薬品の決定,また薬局から提供する医薬品の安全性に関する各種情報,使用上取扱いの注意事項などについて協議の上,当院での使用の可否,用量変更,約束処方の変更などを決め,これをreportとして,全医師,薬剤師,看護婦各詰所および医事課に配布し,徹底を図っている.
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