特集 医療費改定の分析と批判
改定効果の実態—2.改定効果の格差—診療のタイプ別による
吉崎 芳雄
1
1全国厚生連
pp.465-468
発行日 1978年6月1日
Published Date 1978/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206558
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53年2月1日改定実施された診療報酬は厚生省当局の説明によると,前回の51年4月1日改定から約2年を経過したので,この間の国民経済力を勘案しつつ物価・人件費の変動に対応させるとともに,最近の医療技術の進歩に即応させる必要性から改定を行ったという.
また,改定を行うにあたっては,医師の技術料を適正に評価すべきであるという従来からの基本方針に従い,医療の実態,技術および診療の難易度に対応した引上げを行うとともに,診療行為間あるいは診療科問のアンバランスの是正を図ったとしている.
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