研究と報告【投稿】
中材婦長の果たすべき業務について
引野 裕子
1
1鳥取大学医療技術短期大学部看護学科
pp.80-81
発行日 1977年10月1日
Published Date 1977/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206364
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最近の医療の進歩に伴って,医療業務も多様化し,病院の業務も著しく近代化,合理化の方向に進みつつあり,中央滅菌材料部(以下中材)における看護婦の業務についても例外ではない.中材での看護婦の業務は直接患者の看護をするのではなく,器械材料の整備だけが業務の対象である.看護婦がその役割を果たすことについての是非論が従来から論ぜられてきた3).
私は鳥取大学医学部附属病院中材で婦長として7年間,中材業務に従事して,医療に関する基礎的かつ広汎な知識をもった看護婦の存在があってこそ,初めてその業務が円滑に遂行できることを知った.そこで,以下中材婦長の果たすべき主な業務について分析してみた.
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