人
民間社会福祉の功労者和歌山県・堀口整形外科病院院長堀口銀二郎氏
榊田 博
1
1京都産業大学
pp.16
発行日 1977年9月1日
Published Date 1977/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206318
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昭和19年慈恵医科大学卒業.昭和24年9月和歌山医科大学講師.34年4月堀口医院を開業.46年5月,第3代和歌山県病院協会長に就任し現在にいたる.日本整形外科学会評議員,県行政審議会委員,県社会福祉協議会副会長その他の要職を兼ねている.日本病院会代議員会議長として,協会法人格の取得,地方組織づくりに貢献するなど,医界,学会,行政に縦横の活躍を続けている.
そもそも,単科(整形外科)で200床の規模の病院を経営するのも他に類を見ない.病院を経営(昭和34年4月,医療法人堀口整形外科病院と改ある)するのも「医道に徹する」の理念を貫く.病院経営の利益はすべて社会に還元している.とくに身体障害者が生き甲斐を見出す社会づくりを目指してきた.その一環として琴の浦リハビリテーションセンター,身体障害福祉工場を開設した.
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