院内管理のレベル・アップ 購買・倉庫
購買・倉庫管理のポイント・5
物品管理のコンピュータ化
寺田 清
1
1東洋工業付属病院,病院情報センター
pp.56-57
発行日 1977年2月1日
Published Date 1977/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206154
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病院の業務は診療を中心として,多種多様に分かれ,いくつかの部門が形成され,これらが相互に関連し,日常多くの情報が頻繁に往来伝達されているが,その複雑な活動の中心となる情報の発生源は患者であり,情報は医師と患者の対応によって発生する.そしてこの患者に関する情報が,各部門に伝達されながら加工処理されると共に部門固有の情報として蓄積され,さらに関連部門へと伝達されて行く.すなわち,情報の発生源,収集元である患者を中心として病院の運営管理が展開されるのである.
近年,新しい情報革新時代を迎えて,医学・医療ことに病院運営の領域にコンピュータを導入して新しい形の病院管理システムを開発し,活用しようという気運がみられるようになった.
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