グラフ
成人病専門病院に衣更えした—川崎市立井田病院
pp.9-14
発行日 1976年1月1日
Published Date 1976/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205787
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このところ全国的に地域の中核病院の機能整備が行われているが,川崎市においても,ごく最近,2つの市立病院が地域の基幹病院としての整備を終え,新装再オープンした.川崎市立井田病院と川崎市立川崎病院である.そこで今月は規定病床数を従来の385から625床に増床し,成人病・慢性病の専門病院として再発足した川崎市立井田病院を紹介する.
川崎といえば,すぐ工場地帯,公害のイメージが浮かぶ.しかし,この井川病院は,もともと結核病院としてスタートしているだけに中原区井田の緑に囲まれた閑静な高台にある.が,もちろん扱う患者は気管支ぜんそくなどの公害病患者も多い.
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