連載・5
病院における物品搬送設備の概要とその導入状況(5)
栗原 嘉一郎
1
,
中野 明
2
1筑波大学
2大阪市立大学工学部建築学科
pp.65-72
発行日 1974年8月1日
Published Date 1974/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205417
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4.ベテランズ・アドミニストレーション病院
米国のワシントンにある710床の総合病院.開院1966年.種々の自動化システムを採り入れており,オートメーション化された病院と言いうるが,そのうちで物品搬送システムは気送管装置・ボックスコンベヤー・トレイコンベヤー等の組み合わせで構成されている.
気送管装置については,自動交換式の集中分配方式によって,69ステーション間で処方箋・X線フィルム・ファイル・書類・小物品等を搬送している.気送子としては長さ18インチのものが使われている.
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