人
厚生省へ晴れの里帰り 厚生政務次官 石本 茂氏
大森 文子
1
1北里大学病院看護部
pp.13
発行日 1974年5月1日
Published Date 1974/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205337
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30年余にわたる先生の長いご苦労の多かった看護職歴を見ると,いずれの場合も,正しい医療のあり方,看護業務の確立への戦いであり,先生らしい謙虚な中にもこれだけは絶対にゆずらないという哲学が‘人びとの健康を守るため’との線で貫かれていたようである.
8年余の厚生省国立病院課勤務では行政官に現場の職員への認識を改めさせる働きをされ,その実践は自ら初代国立がんセンター総婦長として最も発揮された.一方日本看護協会役員として看護婦の質の向上を全国的な幅でエネルギッシュに続けられた.
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