第23回日本病院学会演題選
聖路加国際病院看護部院内教育の実情
細貝 怜子
1
,
吉井 良子
1
1聖路加国際病院看護部
pp.76-78
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205225
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はじめに
病院職員に対する院内教育の重要性はだれもが認めるところであり,近年,この問題に関して,どの病院でもかなり真剣に考えられるようになってきた.
聖ルカ病院での院内教育の歴史はかなり古く,約20年前から専任の教育担当者をおき卒後看護婦の教育を推進してきた.現在は教育婦長を委員長として教育委員会を設置し,臨床看護の質の向上と看護職員の能力開発を目ざして種々の教育プログラムを企画実施している.より効果的な教育を行なうために看護職員をいくつかのグループに分け,それぞれのグループのニードに合わせた内容のものを計画して,対象別に教育する方法をとっている.
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