特集 臨床検査を点検する
病院における臨床検査の自動化とその限界
林 康之
1
1順天堂大学・臨床病理学
pp.33-37
発行日 1971年5月1日
Published Date 1971/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204311
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病院における臨床検査件数の増加は,熟練技師の不足とあいまって,検査業務の機械化・自動化の原動力となり,今や臨床検査の自動化は流行となりつつある.
検査室側は,(1)検体数の増加に伴う人手不足(2)検査項目数の拡充を望む臨床からの要求(3)検査成績の安定化(4)検査室の狭さなどを理由にあげて自動化を要求するはずである.
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