Japanese
English
解説
全自動血液ガス測定装置の限界
Clinical use of automatic pH/blood gas analysers
吉田 稔
1
,
関 雅彦
1
Minoru Yoshida
1
,
Masahiko Seki
1
1福岡大学医学部内科
1Dept. of Intern. Med., Fukuoka Univ.
pp.1239-1246
発行日 1980年11月15日
Published Date 1980/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203663
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
呼吸,循環および代謝不全に伴う動脈血ガスの異常,酸・塩基障害の把握は日常の診療上,内科系,外科系を問わずすべての臨床領域において重要である1〜6)。
したがって,これらの測定諸値の臨床評価に際しては,まず必要にして十分な精度を有する測定値が提供されねばならないのは当然である。そのためには,第1に血液ガスおよびpHの測定に関しての共通的な基本原理や測定に対しての心掛け,更には測定精度に関しても認識しておくべきである2,7〜13)。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.