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検査自動化への道
樫田 良精
1
1東京大学付属病院中央診療部
pp.9-12
発行日 1968年4月1日
Published Date 1968/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203315
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大量の検体を迅速に,高い精度で,しかも能率よく処理して,得られた臨床検査データを確実に,速かに受持医の手元に届けることは,中央検査室に課せられた最も大切な使命である.この要求にこたえるためには,現段階ではまず検査の自動化が必要であり,これについでコンピュータによるデータ処理,さらに病院全体にわたる電算機処理システム(EDPS),あるいはHospital Automa—tionが企画されなければならない.ここに欧米におけるこの方面の新しい動向のいくつかを示して,ご参考に供したい.
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