霞ガ関だより
国立リハビリテーション学院とその卒業生たち
K.T.
pp.92-93
発行日 1967年1月1日
Published Date 1967/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203023
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はじめに
医療制度調査会は,昭和38年8月,厚生大臣あて「医療制度全般についての改善の基本方策に関する答申」を提出したが,その中でリハビリテーションの重要性を強調した後で,「リハビリテーションに従事する専門職種として,理学療法士,作業療法士,言語療法士,弱視訓練士等があるが,これらの者については,教育,業務内容の確立等その制度化を早急にはかる必要がある」と述べている。
厚生省は,この問題のうち,とくに理学療法士(P. T.),作業療法士(O. T.)について具体化するため,38年6月に身分制度調査打合会,次いで審議会の検討を経て「理学療法士および作業療法士法」が第48回通常国会にて成立し,40年8月28日に施行されたのである。
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