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病院管理研修受講者1万人突破記念祝賀会
鈴木 淳
1
1病院管理研究所
pp.88-89
発行日 1967年1月1日
Published Date 1967/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203022
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病院管理の調査研究と研修のための国立機関として,昭和24年6月1日,「病院管理研修所」が国立第一病院の一隅で呱々の声をあげ,現任院長の補修コースを始めてから今日まで17年の歳月を経てきた。この間研修事業は年々強化されたが,昭和36年には時勢の要請に応じて研修所が「病院管理研究所」と発展拡大し,研修課程も多彩となり,1月の長期研修会,開設者・院長・事務長・医長・総婦長それぞれの職群対象の旬日にわたる短期研修会,特定領域と特定課題を対象とする専門的な高度な討議を行なうゼミナールなどのコースが設けられ,開催回数も年とともに頻繁に開かれてきた。昭和39年には,人事管理や病院管理の特殊課程とともに,1年間の病院管理専攻科が常設され,東洋唯一の病院幹部養成コースと認められ,WHOからも2名派遣せられている。これらの各コースの研修受講者は今年9月8日開催の第182回院長・事務長研修会で10,037名に達し,1万名を突破した(第1図参照)。
病院管理研究所ではこの機会に,いままでの研修事業を回顧し,今後の発展を冀うとともに,発足以来現在まで研修の育成に力のあった関係各位に感謝するために,10月20日港区赤坂青山の健保会館で,1万名突破記念の祝賀会を開いた。
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