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編集主幹ノート
吉田 幸雄
pp.96
発行日 1965年9月1日
Published Date 1965/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202673
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初秋の歩みよりによって,仕事の上にもおのずから落ち着きを覚えます。本号は「外注問題」特集号としてお送りします。
外注は戦前からあったのではないかと思う。栄養士もいなかった給食の認識の低調な時代には,弁当屋式のものもあったにちがいない。現在「外注」として意識すること自体,病院機能の自覚が高まったと見るべきだろう。すなわち,本来自前でやるべきであるが,外注したほうがサービスの向上になるということからおそるおそる外注がはじまったように思う。
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