グラフ
病院における能率革命の立役者—各部の代表的機械
pp.9-16
発行日 1963年10月1日
Published Date 1963/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202212
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病院経営は、お役所、学校などとともに、ノン・ビジネス・マネージメントの類に属するものとして、産業界からかけ離れて、逞しい生長力も、また、そのかわりに、リスクもない、天下泰平の業であるかのように見られていた。もちろん、病院は利潤追求が目的ではないが、近代社会経済のものすごい激流に棹さし、こぎあがることは、容易ならざるわざである。病院は、地域社会の共同体として、社会とともに生き、社会の進連に從って生長し、さらに、科学の進歩は病院医療、看護その他すべての水準の向上を促して止むところを知らない。
しかるに、一方、病院財政および病院い対する雇傭市場に著しい変貌を呈し、病院種々の面でこれらに対応するように血路を開かなけれはならない立場におかれるようになった。
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