特集 知っておきたいリンパ系の画像診断
ICG蛍光リンパ管造影法−世界に広まったLV吻合術の立役者−
光嶋 勲
1
,
吉田 周平
1
,
佐々木 彩乃
2
,
永松 将吾
2
,
横田 和典
2
,
雑賀 美帆
3
,
播摩 光宣
4
,
山下 修二
4
1広島大学国際リンパ浮腫治療センター
2広島大学医学部形成外科
3岡山大学医学部形成外科
4東京大学医学部形成外科
キーワード:
ICG蛍光リンパ管造影法
,
リンパ浮腫
,
リンパ管細静脈吻合術
,
微小外科
,
超微小外科
Keyword:
ICG蛍光リンパ管造影法
,
リンパ浮腫
,
リンパ管細静脈吻合術
,
微小外科
,
超微小外科
pp.1181-1189
発行日 2018年9月25日
Published Date 2018/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000779
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皮下浅層の還流機能をもつリンパ管が存在すれば,インドシアニングリーン(ICG)蛍光リンパ管造影法によってリンパの流れが赤外線カメラで確認できる.2007年以後,我々はこの検査法でリンパ管の位置が容易に探索でき,浮腫におけるリンパ管の機能が評価できることと,それを応用したリンパ管細静脈(LV)吻合術(LVA)を内外に発信し続けた.11年後の現在,本法は世界中に普及し,リンパ浮腫の第一選択外科治療とルーチン検査法となった.
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