医療制度
数字でみた看護制度
pp.72-77
発行日 1962年7月1日
Published Date 1962/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201952
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1.看護婦数の現状と推移
1)年次別の観察
看護婦(人)と准看護婦(人)の年次推移をみると,第1表にしめすとおりで,昭和35年末の資格取得者の総数は414,174人(前年末より5%の増)であるが,このうち看護婦(人)または准看護婦(人)として業務に従事している者の総数は185,592人(前年末より9%の増)で,人口増加を上回って殖えてはいるが,資格取得者の45%にすぎない。
業務に従事している看護婦(人)と准看護婦(人)の構成をみると,昭和29年末には看護婦(人)は全体の97%であったが,昭和35年末には67%に減っている。これは看護婦(人)は,昭和29年から35年までの7年間に6%しか増加していないのに対し,准看護婦(人)は19倍に激増したためである。
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