特集 病院労務管理
外来患者の来院動機の調査
永沢 滋
1
,
高橋 政祺
1
,
中村 晃
1
1日本大学医学部病院管理学教室
pp.531-538
発行日 1961年7月1日
Published Date 1961/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201819
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診療圏の研究は昭和31年に厚生省が山口県,和歌山県,山形県で行つた調査を解析した島内等1),喜多村2)および三宅3)の報告があり,その他にも岩佐4)額田等5),吉武等6)および御園生7)の発表がある。また昭和33年には全国の社会保険病院が外来患者,入院患者についてその来院動機の調査を行い,病院がいかなる患者によつて利用されているかについて,小島米吉8)および小島博9)が報告している。
病院管理上その診療圏を知り,またその患者がどのような理由で病院を選択したのかを知ることは必要であり,かつわれわれのように近く病院を大改築する予定の場合はその基礎資料としても重要である。
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