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手術の分類法について
永沢 滋
1
,
高橋 政祺
1
,
中村 晃
1
1日本大学医学部・管理学教室
pp.867-877
発行日 1961年12月1日
Published Date 1961/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201858
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病歴管理の重要性についてはいまさら述べるまでもない。患者にとつても病院にとつても価値高いものであり,医学研究上,教育上また法的防衛上から,病院としてどうしてもこれを中央管理して,すべてに利用できるような体制をとつておく必要がある。そこで新しい病院は病歴室という独立した部門を作るようになつてきているのである。
この中央管理された診療録をもつともよく利用するためにはいろいろの基礎作業が必要であるが,その新しい方法の一つに傷病および手術によつて分類する仕事がある。これは診療録の索引や統計などのために,一定の方法で傷病や手術に番号をつけるものである。
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