私の病院の試み
病院外来における患者待合時間短縮の方策(薬局編)
佐々木 照政
1
1八幡製鉄所病院
pp.147-150
発行日 1959年2月1日
Published Date 1959/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201474
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1.目的
病院管理研修所が行いました「病院外来における待時間の研究」の冒頭に,調査の目的として次のように記されております。
すなわち"患者は身体を,そして時には心をも患つている者である。われわれは,病院の診療業務に従事する者として,われわれの対象がそうした患者であることを常に念頭におかねばならない。患者を患者として取扱うこと,すなわち行き届いた心遺いや真心こもつた親切やいたわりを忘れずに患者に接するということは,最善の診療を与えるという最終目標の実現に向つてのわれわれの努力の過程において逸することのできない前提条件である。
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