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病院給食に於ける献立カード並びに榮養価グラフについて
勝海 博
1
1伊豆遞信病院
pp.53-58
発行日 1956年7月1日
Published Date 1956/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201123
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はしがき
患者給食は病院業務の最も重要な要素の一つであるだけに,管理者も給食関係者も常時真剣に研究を要する事項であるが,実行上には献立・調理の過程に於いて関連する事項が多岐繁雑であるだけに解決を要する問題が少なくない。
即ち,これに充当し得る予算,従事員の数と質の問題,調理施設,材料の入手方法,衛生管理等,又技術的の面からみても給与量の算出,これを完全に摂食せしめるための季節その他に応じた材料の選定,並びに調理,味付,適温食給与,配膳方法,食器の問題,更に給食効果を判定する残量の計測,嗜好調査等挙げれば際限のない問題が存在する。
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