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朝鮮戰線の國連軍負傷者の爲の血液
pp.8-9
発行日 1951年4月1日
Published Date 1951/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200303
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合衆國西部のカリフオルニア州に第一連合軍武裝勤務隊中央血液操作實驗所がそこの海軍病院内に設けられた。全米國内の男子女子の給血者から與えられて赤十字社によつて送附を受けた血液は皆十二時間以内に操作されることになつている。
其後二十四時間後には朝鮮共和國で共産主義の侵略に抗する戰鬪で負傷した戰士を收容せる日本にある病院で受領され救命液として役立つのである。今迄此實驗所から送附された血液型は只"O"型のみであり,之は支障なくどんな受血者にも用ひられるのである。(U.S.I.S.)
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