座談會
小兒病室と附添問題
吉田 幸雄
1
,
原 素行
2
,
吉松 駿一
3
,
瀧澤 春枝
2
,
佐々木 ノブ
4
,
速水 篤子
5
,
市川 明子
,
市村 新埜
,
吉澤 節子
,
內田 登美子
,
須田 武彦
,
鈴木 富士
,
松田 榮子
1厚生省醫務課
2東京都立廣尾病院
3東京都立廣尾病院小兒科
4東京都立廣尾病院小兒科病棟
5東京都立廣尾病院育兒
pp.22-39
発行日 1951年1月1日
Published Date 1951/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200266
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×病院と附添×
○本社側 「病院」という雑誌は表紙の帶に出ておりますように「よい病院はどうあるべきかを研究する雜誌」です。難かしくいえば,病院の管理を研究する雜誌でありますが,碎いていえば,どうすれば日本の病院が患者さん本位のものになるかという點を中心にして,研究する雜誌でございます。丁度原先生のところで小兒科の實例をとりまして,附添の問題を一體どうしたらよいかということについて非常に面白い實例があるということをお伺いしましたので,その問題を取上げてみようということで,今日の會を催したわけであります。どうぞいろいろ御體驗をお話しいただきたいと思います。
○吉田 實は今日の催しについては私共も非常に重大な關心をもち,是非ともこの病院の病棟についての新しい管理のなさり方について御經驗を伺つて,各病院の参考にさせていただきたい。こう思つておりました。
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