グラフ
2025年の先を見据え生き抜く力と支え合いが生まれる場所を目指す
pp.581-584
発行日 2014年8月1日
Published Date 2014/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102828
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■「アルペングループ」とは
団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年に向けて,医療提供体制の改革が進んでいる.本号の特集では「多様化する病院経営」として,現在の病院経営形態について多角的に取り上げているが,ここでは富山市のアルペングループをその一事例として紹介したい.
アルペングループは医療法人社団アルペン会と社会福祉法人アルペン会からなる.医療法人社団アルペン会は60床の回復期リハビリテーション病棟をもつ「アルペンリハビリテーション病院」をはじめ,在宅療養支援診療所の「アルペン室谷クリニック」,通所リハビリテーションや訪問看護といった医療を中心としたサービスを提供している.他方,社会福祉法人アルペン会は特別養護老人ホーム,ショートステイ,デイサービスなどの「アルペンケアビレッジ」と,それらのサービスに保育園を統合した「あしたねの森」など,福祉を中心としたサービス提供を行っている.
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