グラフ
オムツから見える排泄ケアの今 (株)はいせつ総合研究所 オムツフィッター研修
pp.761-762
発行日 2012年10月1日
Published Date 2012/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102364
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「病棟では1人の患者さんにオムツを何枚も重ねて使っていて,汚れるたびに1枚ずつ抜いていました.患者さんが“お尻が痛い”と言うので改善を提案したのですが“夜勤の手間が増えるから”と却下されてしまいました」.オムツフィッター研修に参加したある看護師の言葉だ.
高齢生活研究所の所長を務める浜田きよ子氏は,25年にわたって介護の相談を受ける中で,その半数が排泄に関わる問題であったことから,2003年に(株)排泄総合研究所(現・はいせつ総合研究所)を立ち上げた.その核となる「むつき庵」は多種多様な排泄用具を揃え,アセスメントに基づく具体的な排泄用具の提案を行う情報館として運営されている.
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