特集 変化の時代に事務長に求められるもの
へき地の自治体病院事務長の仕事―地域医療(病院)を維持していくということ
江口 美生男
1
1公立芽室病院
キーワード:
地域医療
,
収入・職員の確保
,
ブランド化
,
地域住民との協力
Keyword:
地域医療
,
収入・職員の確保
,
ブランド化
,
地域住民との協力
pp.463-467
発行日 2012年6月1日
Published Date 2012/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102285
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定年退職が間近に迫り,残された課題の解決に全力を尽くそうと考えていた矢先,今回の執筆依頼を受けた.最初はなぜ私に依頼が来たのかと逡巡したが,全国には当院のような地方の小さい病院がたくさんあり,そうした病院で頑張っておられる方々に対して,退職を控えた私からエールを送ることができればと考え直し,引き受けることにした.少しでも参考になれば幸いである.
私は昭和49(1974)年に芽室町役場で採用された.その後15年間で様々な部署を経験したが,平成元(1989)年に急性汎発性腹膜炎で当院にて手術を受けた.そして退院後すぐに,何の偶然か当院へ異動となったのである.以来,23年間病院事務に携わり,平成20(2008)年4月より,事務長として勤務している.
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