特集 今後の医師養成と病院
【座談会】今後,病院は医師養成にどうかかわっていくか
小山 信彌
1,2
,
今 明秀
3,4
,
高橋 俊雄
5,6
,
吉新 通康
7
,
大道 久
8
1日本病院団体協議会
2東邦大学医療センター大森病院 循環器センター 診療部
3八戸市立市民病院 救命救急センター
4八戸市立市民病院 臨床研修センター
5東京都病院経営本部 東京医師アカデミー
6日本外科学会
7地域医療振興協会
8日本大学医学部 医療管理学
キーワード:
新臨床研修制度
,
医師養成
,
地域医療
Keyword:
新臨床研修制度
,
医師養成
,
地域医療
pp.1020-1025
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101593
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大道 このたび,2004年から始まった新医師臨床研修制度が見直され,基本理念は変わらないとされているものの,運用はかなり変わったという印象があります.
まず,年間入院患者数や指導医の配置など,臨床研修病院の指定基準が実質的に引き上げられました.これは地域の病院が今後,医師養成にどうかかわっていくかという観点から,大きな出来事と言えると思います.また,研修医の地域的偏在の議論を受けてか,受け入れ定員についても上限が設定されました.経過措置もあるので,すぐに大きな変化があるとは思いませんが,やはり新しい大きな流れだと思います.
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